推しは最高レート

Twitterであるツイートが流れてきたのを私は見てしまった。

推しのグッズを押し売りのようにされ、低レートだと馬鹿にされ、涙が流れるのを必死に抑えてイベントに向かった。

要約するとこんな感じ。

この方の気持ちは痛いほど分かる。

これまでちょくちょく書いてきたように、私の推しは次元関係なくレートが低い。すさまじく低い。なんでこんなに低いんだろうと私が悩むし私が泣く。あるところでは「○○推しいるんだ！嬉しい！！」と同担同士で喜んでいたりもする。

誰かにとっての低レートは、私にとっては最高レート。

この言葉は毎回思う。

特に二次元のグッズはは誰が出るか分からないものが多い。

ある時、女性向けのアプリのリアルイベントに一人で参加した。もちろん痛バを持って。

その時は缶バッジを上限まで買った。
推しは1つも出なかったけど！！！！

私っていわゆる高レートのキャラはすさまじい程に出るんですよね…………。推しは全く出ないのに。

誰か交換してくれないかな〜ってうろちょろ歩いていたら、たくさん人が来る。すごいわ。群がってきた。

「1:2でも構わないので交換してください！」
「買い取りしてくれませんか？」
めちゃくちゃ言われた。1:2って言われたけど、私はお断りして1:1で交換した。
相手からすれば、そこまでして私が持ってたモノは欲しいのだろうけど、私からしたら推し以外は興味がないので推しさえくれれば別に…って感じなんですよね。

痛バを持っててもめちゃくちゃ見られる。
「本当に推してる人いるんだ」ってすれ違うと言う人は毎回どこの現場にもいる。これは二次元だけじゃない。その度にへこむ。へこむけど、それ以上に推しのことが好きだから降りません。降りる気は微塵もありません。

結構交換しやすいから楽って言われるけど、さすがに目の前で悪口言われる悲しさは一生慣れないと思う。慣れたらおわりだとも思う。推しが最高で最強にかわいい、かっこいい。

個人的に、前から手渡しで交換するってなった時におまけとして会場限定グッズを貰うと心が痛い。会場限定でなくても心が痛い。
決まっていうのが「推してる方に引取ってもらいたいので、全然お金はいらないんで！」。
正直、嬉しいのは100%のうち30%だけ。残りはとても複雑。
推しが手に入るのは嬉しい。特に東京限定だったり行けなかったものだと。でも、その行為は優しさなのか押し付けなのか考えてしまう。

誰も傷つかないグッズ交換を私はしたい。